ペットの採血
2020年 10月 06日
往診でも、出来る限り、一般の動物病院と同じような治療ができるように心がけています。
先日も往診では猫ちゃんの採血しました。
血液検査をするために必要なのは採血。
採血って往診の時、どうやっているかわかりますか??
通常動物病院では、
助手がいるので、
助手がペットをおさえて(保定といいます)獣医師が採血を行いますよね。
往診だと
助手は無しなので、どうするか?というと
採血しても、動いてしまわないようにがんばる ことが必要になります。
そのために、
ご家族に協力していただいています。
おさえられるの?って思われるかもしれませんが、
まず大丈夫です。
意外と、病院よりご自宅の方が安心してやらせてくれる場合も多いです。
あと、
ワンちゃんの場合は、
私の必殺技があって
ご家族はわんちゃんの近くにいて、声がけしてもらえば大丈夫なことが多いです。
この技は、他の獣医師からも教えてーと言われるくらいなんです。
失敗が許されないから、「絶対できるんだー」の気力があればできますが
ご存知エリザベスカラー
手術後の傷をなめないように使った経験がある方多いですよね。
採血時には、ちょっと暴れる子、咬んでしまう子の場合に使わせていただきます。
往診では、ご家族を咬んでしまったりしたら大変なので、大人しい子でも使うことがあります。
黒いのは駆血帯といいます。
人間でも使いますよね。
腕に巻いて、血管を一時的に浮き出させて採血しやすいようにする器具です。
診療で気になる器具があったらご説明しますので、言ってくださいね。
https://colzadog.com/clinic/index.html
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